上司への報告内容がまとまらない人は読むべき本「ロジカルシンキング」
どうもーテキトーブロガーです。
今回は、「ロジカルシンキング」という本を読んだので、この本について紹介したいと思います。
・上司への報告する際に、話がまとまらない
・提案資料を見せても、納得してもらえない
・問題解決の仕方がわからない
と仕事をする上で上記の内容が当てはまる人は、ぜひこの本を読むことをおススメします。
この本では、物事を整理する方法や相手に伝えるときにどのように伝えると相手が分かるかなどの方法が書かれています。また、具体例と共に説明されているのでイメージがつきやすかったです。
仕事をする上で、論理的な思考法はかなり重要になるので、この本はとても為になりました。
この本で、紹介されていた物事の整理の仕方を紹介したいと思います。
〇MECE
これは、話の重複や漏れ、ずれを防ぐ方法です。
例えば、「忘年会のお店を選ぶ」という仕事に対して、選んだ理由を「店内がきれい」「店内が広い」「トイレがきれい」と挙げたとします。これらの理由は、どれも店の設備に関する内容で「金額」「味」などほかの要素が含まれていないです。このように、同じ要素で重複してしまうことが、ビジネス会話の中でよく発生します。このようなことが起きないように、要素を区分けする方法がMECEという手法です。
いきなり話始めるのではなく、要素(理由となるもの)をとりあえず紙に書き出し、それを眺めながら、グループ分けをしていきます。書き出すことで、要素に重複や漏れがないかが分かってきます。また、グループ分けをしやすい区分というのをあらかじめ覚えておくことも大切です。例えば、以下のようなものがあります。
・年齢
・性別
・地域
・3C/4C(市場/競合/自社/チャネル)
・4P(製品/価格/チャネル/訴求方法)
・効率・効果
これらで区分けすると、重複、漏れなく話しやすいので覚えておくと良いと思います。
〇SoWhat? Why So?
これは、話の飛びをなくす手法です。上司に「・・・が理由のため、〇〇をすることが良いと思います」と提案した際に、上司が「ん?」と納得していないという経験がある人もいると思います。これは、〇〇という結果の理由「Why So?」が・・・になっていないため、話が飛んでいるのが原因です。この話の飛びをなくすために、下の図のように話をまとめて構築します。結論と根拠の関係が正しいかを一度下図のような構成に落とし込んでみてみると良いと思います。
また、根拠同士の関係は、MECEの関係になっているかも注意することで、話の重複をなくすことができます。
これらは、この本で紹介されていた内容の一部です。まだ他にもたくさん紹介されているので、興味がある方は読んでみてください。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。